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2024年 12月 8日 学食紹介 ~東京大学編~

こんにちは!担任助手2年の中山です。

最近は大学のイチョウがとてもきれいです。銀杏並木を写生しに来ている方もいるくらいです。以前ギンナンのにおいがキツいという話をしたかと思いますが、耐えた甲斐があったなと感じます。(それにしても臭いことに変わりはないのですが。)

学食紹介を見に来たはずなのに冒頭からにおいの話をしてしまいすみません。では本題に入っていきます。

国立大学の学食は、私立大学のそれとは異なりどの大学でも基本メニューは共通していることが多いです。私立の学食の安さやメニューの豊富さが取り上げられるたびに羨ましい…となることもしばしばですが、今回はそんな中でも特別なメニューや一風変わったメニューを紹介していきます。東大の一・二年生が通う駒場キャンパスの場合、学食が二フロアに分かれているのですが、上のフロアで東大独自のメニューが提供されているのでそちらから紹介します。

まず一つ目は、「ハチ公ラーメン」です。ハチ公は皆さんご存知の通り駒場からも近い渋谷にいますが、そのハチ公の飼い主は東大農学部の教授だった上野英三郎先生です。ちなみに、農学部は現在は本郷の隣の弥生キャンパスにありますが(弥生キャンパスの入り口にはハチ公が上野先生に飛びついている様子の銅像があります)、ハチ公が生きていたころは駒場にあったそうです。このラーメンはハチ公の生誕100周年を記念して昨年発売されました。まだ幼いハチを抱く上野先生の絵が描かれたかまぼこと、ハチ公の好物だったと言われる焼き鳥が載っているのが特徴です。

続いて二つ目、「カオソーイ」です。カオソーイとは主にタイ北部で親しまれているカレーラーメンで、ゆでた麺だけでなく揚げた麺が入っていることが特徴です。前期にタイ語を履修して夏休みにタイに行く予定だったのが都合がつかずつぶれてしまい、悲しかったところで期間限定発売されたので食べてみました。スープがかなりからかったのですが、美味しかったです。今後タイに行ったときは食べてみたいと思いました。

このように、二階の学食では特別なメニューや期間限定のメニューなどが楽しめるので、少し値段は高くなりますがおすすめです。

さて、最後にちょっと足を延ばして駒場Ⅱキャンパスにある学食を紹介したいと思います。駒場Ⅱキャンパスとは、普段使う駒場Ⅰキャンパスから歩いて15分ほどの距離にある、主に大学院生が使うキャンパスです。歴史を感じさせる駒場Ⅰキャンパスとは対照的な下の写真のような現代的な建物が特徴です。

こちらのキャンパスには食堂コマニというものがあり、そこでは食材にこだわった和食が食べられます。お値段は千円程度と、なかなかお高めなのですが、その分美味しいご飯が食べられます!例えば、下の写真の唐揚げ定食では,ご飯は山形県産のひとめぼれを,唐揚げには宮崎県産の黒岩土鶏を使用し,ほかの食材や調味料も産地にこだわったものが使用されています。ほかにも,和歌山県産の山利のしらす丼など,おいしいメニューが多くあります。

駒場は飲食店があまりない街ですが,ぜひいろいろなものを探して食べてみてください!

 

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