ブログ
2024年 10月 21日 私の志
こんにちは!担任助手2年の中山です。
最近、大学にあるイチョウ並木からたくさんギンナンが落ちてきていて、とても臭いです。11月末くらいになれば臭いもなくなりきれいな黄葉が見られるはずなので、それまでの辛抱です……
さて、今日のブログのテーマは昨日に引き続き「私の志」です。
大学の時間割~理学部編~で紹介したとおり、私は進学選択で理学部地球惑星物理学科に内定し、さっそく今学期から学科の授業を受けています。
志を書く前に、まずはなぜ理学部地球惑星物理学科を選んだのかについて書いていきたいと思います。
東京大学の受験を決めたとき(高校一年生末)から大学一年生が終わるまでの間、私はずっと工学部航空宇宙工学科に行きたいと考えていました。幼少期より宇宙に興味があり、ロケットや人工衛星の製作にかかわる仕事をしたい、と思っていたからです。
しかし、二年生の4月、転機が訪れました。成績が足りず航空宇宙工学科に進学できなかった際の進学先を考えるため参加した地球惑星物理学科の説明会でのことでした。当時の私と同じように航空宇宙工学科と地球惑星物理学科とで進学先を迷い、地球惑星物理学科に進学し現在そこで準教授を務められている先生と話す機会を得たのです。そこで話した結果、学科の説明が魅力的だったこともあり、地球惑星物理学科で宇宙について学びたいと思うようになりました。地球惑星物理学科では、航空宇宙工学科に比べてより宇宙という対象にフォーカスして学べるということがきっかけになりました。(結局航空宇宙工学科が成績的に厳しい、というのもあるにはあったのですが……)
ではここから私の志について書いていきます。
私の志は「はやぶさ」のような宇宙探査プロジェクトにその一員として関わることです。
そのための道は大きく分けて二つあり、一つはJAXAなどに就職すること、そしてもう一つが博士課程に進学して研究者として携わることです。
いずれもメリット・デメリットともにある道となっていますので、どちらを選ぶかはこの先じっくりと考えていきたいと思っています。
最後にこの前話した学科の先生がおっしゃっていたことを書いておきたいと思います。
「宇宙探査はすぐに社会に役立つものではないかもしれない。しかし、はやぶさがそうであったように、日本製の探査機がその役目を果たした時、それは多くの日本人に感動と勇気を与えるだけの力を持っている。」
頑張れ松戸校!