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2024年 7月 30日 大学で面白かった授業(寺田謡編)

 

こんにちは!担任助手2年の寺田です。

都会(新宿とか)に一人で出かけるのが私の趣味なのですが、こう暑いとやってられませんね。

建物内に入れば涼しいですが、そこまでの道のりが地獄です。特に駅のホームがものすごく暑いです。

 

さて、本日は大学で面白かった授業についてご紹介したいと思います。

 

一つ目は、物権法の授業です。

ざっくりいうと物の取引などに関する法律を学ぶ授業です。不動産と動産に分けて考えます。

不動産の話について、少し例を挙げたいと思います。

AさんがBさんに土地を売ったのに、Aさんが同じ土地をCさんにも売ってしまった、というところから事件は始まります。

普通の感覚だと、もうBさんの物になった土地なんだからCさんはその土地を手に入れられないよね、となるように思われますが、実はそうならないこともあるのです。

Cさんが全く悪気なく土地を買った場合、CさんがBさんに嫌がらせをしようと思って土地を買った場合、Cさんが土地をDさんに転売してしまった場合など、物件法は出てくる事例のバリエーションがすごいです。

授業ではいろいろな事例を扱って、それぞれどのように解決していくのかを学びます。

事例の整理を分かりやすくして下さる先生だったのですごく面白かったです!

 

二つ目は刑法の授業です。

傷害罪や窃盗罪など、誰でも知っているような犯罪も授業には登場するのでかなりとっつきやすいです。

聞いたことがある名前の犯罪でも、ちゃんと勉強すると始めて知ることも多くあって面白いです。

詐欺や強盗、恐喝などは考え方が複雑で、共通する点や違う点を整理するのが大変でした。

授業はすごく面白いのですが、内容が内容なだけに学んだことを周りの人に紹介するのがはばかられます。

 

三つ目は、英米法の授業です。

アメリカやイギリスでは日本における民法、刑法と言った法典がなく、判例を法律のように用いています。

成文法典がないということで、法律の発展という点で歴史的に日本とは異なる変遷が見られて、かなり面白かったです。

授業では昔のアメリカやイギリスの判例を読みながら、時代によって裁判所の判断がどのように変遷していったかを見ていきました。

今の感覚では考えられないような判断がされていたりもしました。

陪審制や懲罰賠償といった日本にはない制度についても紹介があって、それも面白かったです。

 

これまでいろいろ書いてきましたが、法律科目の授業でつまらない授業はそんなにないなあというのが私の感想です。

どんな授業でも、いままで全然知らなかったことを学べます。

大学の授業とは総じてそういうものだという気もしますね。

何事も楽しく学んでいきたいものです。

頑張れ松戸校!

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