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2024年 8月 23日 化学の今やるべきこと
こんにちは!担任助手2年の中山です。
最近ゲリラ豪雨が多いですね。大学からの帰り道に今月だけで2回も遭遇してしまいました。靴の中が全然乾かず困りました。
一昨日は大学に行かなかったので助かりましたが、暑いのも困りますが豪雨も困りものですね。
さて、今日は化学の今やるべきことについて紹介していきたいと思います。
結論から言うと、「共通テストレベルは抑えたうえで、理論化学に加え、無機化学or有機・高分子化学のどちらかは第一志望校の問題演習ができるレベルまで仕上げる」ことです。
この理由を説明していきます。
化学は理論/無機/有機・高分子の3つに分けられますが、大問3題構成の場合ではこの3分野が1題ずつ出題されることが多いです。それより多い時も、いずれかの分野が出題されないなどということはありません。ですから、当然入試の時には全て解けるようになっていなければなりません。しかし、二学期以降は本格的に演習に取り組んでいくことになるので、実はまだ完成していない分野に取り組む時間はそれほど残されていないのです。このようなことを考えると、比較的時間に余裕がある夏休みの内に最低でも二分野は本番戦えるレベルに仕上げておくことが重要だと思います。
化学をやるうえで最初に勉強するのは理論であり、ここはみなさんの多くがクリアしていることと思います。まだ第一志望校の問題は解けないと思っている方でも、演習するうちに(最初は解けなくても)解けるようになっていくはずです。しかし、無機や有機・高分子となるとまだ手が回り切っていないという方も多いのではないでしょうか。ただ、これらには理論と比べて絶対量が少ないという側面もあります。すでに一度触れているならば、本気で取り組んで夏休みの残りの期間で完成に近いところまでもっていくことも不可能ではないはずです。また、理論に比べ、これら二分野は知識が抜けてしまうことが多いです。その観点からも、今の時点で一通り抑えておくということが後々役に立つと私は思います。
また、どの分野も共通テストで戦える程度の力は持っておくべきだと思います。とはいっても、何も模試や過去問で7割取ろうなどと言うつもりはありません。共通テストの化学は、二次私大で出題されにくい図やグラフの問題や知識問題が多く含まれています。これらの問題は、共通テスト型の問題の演習により解けるようになっていきます。現時点では、二次私大の試験にも出るような問題を取りきることを目指しましょう。
皆さんが化学を得点源にできるよう、応援しています。
頑張れ松戸校!